先日訪れた宇野亜喜良さんの展覧会で、ご本人のコメントが展示されていました。
そのコメントの一部がこちら↓
文字から絵を発想することが好きだし、少女を描くのが好きだから…(中略)この好きだから…という気分で仕事をしてきたし、そんな気分で生きてきたような気がする
宇野さんは90歳のおじいちゃんなのですが、こんな真っ直ぐな言葉を使うんですね。
「好きだから」という言葉が印象に残りました。
「好きだから」「好きだから」
毎日毎日同じことの繰り返しの生活をしている私は、いつも何となく不満を抱いています。生温い生活だなぁと。
私は「好きだから」という理由で何かしているんだろうか。
ちょっと考えてみました。
- 好きだから、コーヒーを飲む
- 好きだから、インドカレーを週に1回は食べに行く
- 好きだから、美術館へ行く
- 好きだから、お気に入りの服を着て出かける
- 好きだから、フライドポテトを食べる
- 好きだから、ハーゲンダッツのグリーンティーを食べる
- 好きだから、旅行に行く
- 好きだから、職場でお菓子を配る
- 好きだから…
こうして書いてみると(食べる系が多いですね^^;)「好きだから」という理由で私の生活は結構埋まっています。
(そりゃそうなのです。好きではない仕事を好きになろうと頑張ってみたら身体を壊して、今の生活を手に入れたんでした→その話はまた別の機会に)
美術館でのパート勤務も結構好きだし、家族のためにご飯を作るのも最近は好きです。
「好きだから」と意識してみると、実は「好きだから」でいっぱいだということに気づきました。
私は宇野さんみたいに社会への影響力はないかもしれないけれど、おばあちゃんになった時に「好きだから…そんな気分で生きてきたのよ」と言えたらかっこいいですね。
そしたら、とても幸せな人生。
あ、既に私は「好きだから。そんな気分で生きてます」と言ってしまえばいいですね!
では、また書きます。
読んでくださり、ありがとうございます♪
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